ついにGWを使っての人生初ヨーロッパ旅へ出発です!まずは長い長いフライトから。深夜の羽田空港で夜を明かし、仁川空港乗継の末にローマを目指します。
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深夜の羽田空港でフライト待ち
前回の記事でも触れましたが、今回のフライトは羽田空港を朝6時に発つ早朝便!
羽田空港06:10→仁川空港08:35(2時間25分)
*トランジット3時間55分
仁川空港12:30→ローマ フィウミチーノ空港17:50(12時間20分)
木金の有給を前にした水曜日、しっかり仕事を終わらせて帰宅してからいそいそ準備。コンタクト洗浄液をポーチのなかで爆発させるトラブルがありつつも、洗って浴室乾燥機で乾かす時間さえありました。
さらにお風呂にも入ってから、のんびりと終電で羽田空港へ向かいました。到着したのは24時30分ごろ。うーんまだまだ時間がある。
羽田空港は深夜でも安心安全
2Fにある24時間営業のTULLY’S COFFEEへ。こんな過ごしやすい場所があったら席取り大合戦なんじゃないか?と思いきやそこまででもなく、コンセント席でしばらくうだうだできました。飽きてきたら意味もなく歩き回ったりしながら、時間をつぶします。
どれだけ遅い時間帯であっても警備員や清掃員がたくさんいる羽田空港は、深夜ステイでもなんの不安もなく過ごせるのがすごい。明るいし、深夜だということを忘れそう。
ユーロ紙幣がかわいいことを知る
ついでに24時間オープンの両替所で、現金の一部をユーロしておきます。とりあえず2万円ほど!
ふだんは現地に着いてから両替していますが、ドルとユーロは日本で替えても損しないんだって。一方で、目的地であるローマの空港は両替所もATMをレートがめちゃめちゃに悪いそうです。
生まれて初めて触るユーロ紙幣は、色味のせいかちょっと堅めの紙質のせいか、それとも絵柄のせいか、なんだか綺麗なおもちゃみたいな見た目です。紙幣に「かわいい!」という気持ちがわく日がくるなんて。
フライト2時間前にカウンターがオープンしたのでチェックインして荷物の預け入れ。思いのほか長い長い列を乗り越えて出国審査を終え、24時間運営のSKY LOUNGEでさらに時間つぶしをします。
仁川空港での乗り継ぎついでにラウンジへ
ようやっと搭乗の時間になりました!まずは経由地の仁川空港へ向かいます。
夜通し起きつづけ、すっかりおなかをすかせたところで朝6:45ごろに出された機内食がこちら。いや重ッ。
付属のコチュジャンのたれは、10分の1も使ってないけどそれでも辛かったです。辛いのニガテじゃないのに。さすが韓国!
人生初の異国経由のフライト
去年のGWに行ったセブ島へのフライトが人生初の「トランジット」の経験でしたが、それはフィリピン国内でのものでした。今回ははじめての異国から異国へのトランジット。
なんのことはない経験ですが「人生初」が増えていくのはうれしい。
Transitの標識に従って移動して、手荷物検査を受けるだけでした。かんたん。
仁川空港で初のプライオリティパス使用
アジア屈指のハブ空港である仁川空港は、ラウンジの豊富さがいいところ!
この旅に間に合うようにプライオリティ・パスを手に入れておいたので、「人生初」のパス使用もこの旅のたのしみのひとつでした。
Matina Lounge
まずはMatina Loungeへ。
思ってたより内装に高級感はないですが、「ウワ~~~これがよく写真で見かけたブッフェ!」「ほんとにアルコールもある~~~!」と大興奮。
お食事はサラダに惣菜にトッポギにスイーツになんでもござれ!しかもどれもこれもおいしそう!
さっき機内食で朝ごはんを食べたばかりなんですが、「ラウンジで食事してみたい!」という気持ちが勝って少し食べてしまいました。ビビンバセットなるものもあっておもしろい。
9時30分頃から店内が空いてきたので、ありがたくアルコールを何杯もおかわりしつづけてラウンジを大満喫しました。朝から飲むアルコールは旅行の醍醐味。
Sky Hub Lounge
とはいえまだまだ次のフライトまで時間があるので、ラウンジ体験をもういっちょ。
Matina LoungeのそばにあるSky Hub Loungeへやってきました。こちらはさきほどより落ち着いた雰囲気。
こちらにももちろん食事メニューが!青い!
プライオリティパス保持者はずっとこんないい思いをしてきたのかァ・・・としみじみしながら白ワインをいただき、フライトを待ちます。
仁川→ローマ 12時間30分の空の旅
さて、ついについにローマへ向かいます。ここを出るころには私はイタリアにいる・・!
おとなりの韓国人アジュンマたちとの交流
12時間30分という途方もなく長いフライトのお隣の席は、これから仲間たちとイタリアとフランスへクルーズへ行くというエネルギッシュな韓国人おばちゃんふたり。
上の棚に荷物を入れようとしたのを手伝ったことがきっかけで仲良くなり、早口の韓国語でたのしそうに話しかけてくる彼女たちと、赤ちゃんレベルの韓国語話者である私が2割くらい理解したり諦めたりしながら延々とコミュニケーションをさせてもらいました。
このふたりも大の酒飲みで、ドリンクオーダーが来るたびに「全員分のビールちょうだい!」とCAさんにお願いし、「大学生みたいに乾杯しなきゃね~!」と言いながら韓国流・日本流それぞれの乾杯を何度も何度も何度もして、私たちの席だけ宴会中のよう。
わりと序盤からおつまみスナックをおばちゃんの手渡しでずっと食べさせてもらってたのが個人的にツボでした。韓国の人は本当に距離が近くて世話焼きな人が多い。笑
長時間のフライトはいつでもしんどいものですが、たのしめたのはこのふたりのおかげ。
機内でのおともはイタリアが舞台の映画たち
機内ではあらかじめamazon prime videoを利用してダウンロードしてきた映画の鑑賞も。せっかくイタリアに行くんだから!ということで、イタリアの地を舞台にしたローマの休日とヴァチカンで逢いましょうを見ました。
白黒映画を見るのも「人生初」でしたが、ローマの休日は想像よりずっとずっとおもしろかった!オードリーヘップバーン、伝説になるのも納得のチャーミングさでした。映画を見ておくと、ローマでの観光がもっともっとたのしくなるので全力でおすすめ~~!
ヴァチカン~はすごく気楽に見れるストーリーで、ローマの街がをカラーで見られたので旅の気持ちを盛り上げてくれました。
あとなんとなく万引き家族も見ました。いや・・重い・・。
フライト中に太りそうな機内食たち
フライトが長いだけあって、機内食も何度もサーブされます。
Chiken or beef? ならぬ、〇〇 or Korean food?と聞かれるのがアシアナ航空スタイル。毎回「I’d like Korean food!!!!!!」と即答していました。せっかくですから。
なかでも、これ、このお肉ごはんが美味しかったんです!左にあるものの包みを開くとサンチュやえごまの葉っぱが何層にも重ねられていて、これでお肉とごはん・お味噌を巻いて食べるというメニュー。私の少ない機内食経験のなかではナンバーワンの満足度でした。
あとはキムチチャーハンとか、軽食のチキンブリトーなど。
そうして500回目の「えっまだ着かないの?」を乗り越えたのち、ようやくようやく、イタリア ローマの地に到着したのでした!やった~~~!