フィレンツェでのお土産探し・街歩きを終え、Twitterで知り合った日本人旅行客と食事をすることに!
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あちこちに偉大(そう)な建物があるフィレンツェ
お土産探しを終え、フィレンツェ街歩きを続行。
ローマやオルヴィエートに比べて、街並みのトーンが一貫して落ち着いているというか、建物の数々はどれもどこか重厚感のある雰囲気。
すこし歩くだけで、これは歴史的に重要な建物では?!と驚くような立派さに遭遇し、「フィレンツェは日本でいうところの”京都”」と評される理由がすこし分かった気がしました。
Twitterで知り合った人とはじめてごはんを食べるの巻
部屋に戻ってお土産を置いてしばらくゴロゴロしたあと、ふたたび街へ。
実は以前にTwitter上で知り合った人が同じくイタリアひとり旅中とのことで、いっしょにごはんを食べることになったのです!人生初の経験。
ドゥオーモのそばのサンロレンツォ聖堂で待ち合わせをし、はじめまして~を済ませたあと、食事どころを探すためにふらふらすることに。
ヴェッキオ橋からアルノ川の夜景を眺める
そしてたどり着いたヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ/Ponte Vecchio)。「古い橋」という名を持つこの橋は、フィレンツェ最古の橋。大戦を経験してなお生き残った偉大な橋です。
もっと普通の橋をイメージしていたのですが、「川をまたいで建てられた建物」という感じ?変わっていておもしろいです。
橋の上には宝石ショップが立ち並び、日中にはあまり縁のない場所ですが、夜になるとフィレンツェを流れるアルノ川の夜景を楽しめる素敵な場所になります。
このあたりでは毎晩、路上パフォーマーが自慢の歌声を披露していて、なんとも雰囲気がいいです。ディズニー感がすごい。
なぜかネットの評判がめちゃんこ悪い12 di Focoへ
あちこち歩いたんですが、行きたいね~と話していたレストランがことごとく満席。ヴェッキオ橋のそばで見かけた12 di Focoというお店はどうやら空いているようだったので、試しにヒョイッと入ってみることにしました。
ここね~ なぜかGoogle MapやTrip Advisorでは「店員の愛想が悪い!」「料金が高い!」とかなり散々な評価を受けているんですが、私が行ったときはまったくそんなことなく、英語でフランクに接客してくれる店員さんと美味しい料理、妥当な金額でなんら文句はありませんでした。なんででしょうね。
メニュー
メニューはこちら。ピザでいうと€7~10くらい。ごくごく普通、安いくらいです。
イタリア到着後初のリゾットをいただく
とりあえずまずはビールをオーダーして乾杯!染みる~~~~~
ひとり旅ではなかなか得られない喜びといえば、なにより「メインの一皿以外も食べられる」こと!!ということで、グリル野菜をば!うれしい!!
そしてこちらがメインのリゾット!そういえばイタリアに来てから、パニーニ&フォカッチャやパスタ、ピザなどのイタリアらしい食事はいただいてきたけれど、リゾットを食べていないぞ!ということで、どうしても食べたかった。
店員さんにおすすめを聞いたらペスカトーレを、とのことだったのでその通りいただきました。€9くらいだったかな? 海鮮の味がしみしみでおいしかった~
ビールをおかわりしたあと、白ワインのデキャンタをオーダー。相手の方はそんなにお酒を飲まないとのことだったのですが、初対面の人を前にひとりでぐいぐい飲んでしまいました。今思うとスーパー厄介。
ちゃんと覚えていないんですが、ふたりで6,500円・・くらい・・・・?
お店の詳細
ネットの評判が悪いと聞いて行く人もなかなかいないでしょうが、念のため載せておきます。
店名:12 di Foco(Trip Advisor)
夜のフィレンツェを歩いて住人気分
食事を終えて、私たちそれぞれのホステルがあるドゥオーモ方面へふらふら歩きます。
ここは有名なポルチェッリーノの噴水(子豚の噴水)があるあたり。日中はこの屋根の下にぎゅうぎゅうなほど革製品etcの屋台が並ぶ、活気あるマーケットになります。
酔っ払いがメリーゴーランドに乗る
さて、レプッブリカ広場のあたりまで戻ってきました。数時間前にも見た凱旋門前のメリーゴーランドがライトアップされ、夜のフィレンツェの街に華やかさを添えています。
先ほどのお店でビールとワインをぐびぐび飲んだ私は、数日ぶりに日本語で無邪気に会話と食事を楽しんだせいか、いつもよりお酒が回っておりました。回っておりましたので、それはもうね、メリーゴーランドが目の前にあれば乗ってしまいます。
料金はたしか€2.5。古都フィレンツェにドン!と置かれたメリーゴーランドに乗って、子供のようにくるくると回る時間は、なんとも間抜けでおもしろかった。
大満足で、これまでごいっしょいただいた方と道端でお別れ。ありがとうございました!
フィレンツェという美しい街で、聖堂の前ではじめて会う人と待ち合わせをして、偶然見かけたお店にヒョイと入ってごはんを食べ、思い付きで夜のメリーゴーランドに乗り、そのまま街中でさようならを言ったあと、4階にあるくせに階段のない狭い部屋へと戻りエスプレッソを飲む・・・。
えっもしかして私フィレンツェに住んでるんじゃない?!と錯覚するような時間で、なんとも印象的でおもしろい時間でした。