気分はいつでも旅行客
20代営業職女性による国内外への週末ひとり旅のススメ
201905 GWイタリアひとり旅

最後の観光タイム!街のシンボルと名産品を楽しむ<イタリアひとり旅25/オルヴィエート>

オルヴィエートでの観光ラスト!街のシンボルを見て、お土産を買ったら、トレニタリアでフィレンツェへと向かいます。

オルヴィエートのシンボル オルヴィエートの大聖堂

オルヴィエートのシンボルであるオルヴィエート大聖堂

1290年の建造開始時はロマネスク様式だったものの、14世紀半ばにはゴシック様式で完成され、「イタリアで最も美しい教会」のひとつとして知られています。

Duomo-di-Orvieto

このドゥオーモは、正面(ファザード)が緻密で美しいことでとっても有名!

これがほんとうに、写真では到底伝わりきらないほど美しくって!このドゥオーモを目の当たりにした瞬間「オルヴィエートに来てよかった!」と心が飛び跳ねるほど感動しました。ぜひぜひ見に来てほしい!

Duomo-di-Orvieto

ゴシック様式の重厚感ある内部

正面ではなく、正面左側の側面が入口です。入場料は3€だったかな。

Duomo-di-Orvieto
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白さと金色が映える華やかな正面とは異なり、内部は重厚感のある雰囲気でした。

この白黒の柱がゴシック様式の特徴なのかな?このあと行くシエナの大聖堂もこんな感じでした。

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有名な観光名所ですが騒がしさはなく、代わりにパイプオルガンの音が響き渡っていました。椅子に座り静かにお祈りしている人も多く、厳かな様子を醸し出していました。

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天井まで描かれたフレスコ画に圧倒。

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ここから写真を撮っている人がちらほらいました。

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ほんとうは有名なものといえば内部のサン・ブリツィオ礼拝堂に描かれたフレスコ画(ルカ・シニョレッリ作)なんですが、写真を撮れずでした・・。でも内部と外部の印象が違う、格好良い大聖堂でした!

最後のオルヴィエート街歩き

さて、オルヴィエート大聖堂を見終えたら、もうすこし街を歩いてお土産巡り。

昨日もいくつかオルヴィエートの陶器を買いましたが、追加で革用品ワインを買うことにしました。

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オルヴィエートの雑貨屋巡り!すてきなお店で華やかな陶器をゲット<イタリアひとり旅21/オルヴィエート>チヴィタからオルヴィエートへ戻って、街中をお散歩。 まずは明日のお土産購入のために雑貨屋さんを下見・・のはずが、さっそく素敵な陶器...

買ったもの①:真っ赤なレザーのトートバッグ

前日にも見に来たマゴニ通りで、一晩悩んだ末にレザーバックを購入することに。

Leather-goods-shop
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オルヴィエートの雑貨屋巡り!すてきなお店で華やかな陶器をゲット<イタリアひとり旅21/オルヴィエート>チヴィタからオルヴィエートへ戻って、街中をお散歩。 まずは明日のお土産購入のために雑貨屋さんを下見・・のはずが、さっそく素敵な陶器...

このお店も、値札がばっちりついているのでありがたい!

店内でにこにことしている店員の女性に声を掛けて、気になっていたバッグを試しに持たせてもらいました。イタリアでの買い物は「商品にさわってはいけない!」と聞いていましたが、きちんと声を掛ければ問題ありませんでした。

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店内には商品だけではなく、作業場所も!

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ララランドにあこがれて

こちらが購入した真っ赤なレザーのトートバッグ!映画ラララランドを見てから、ずっと同じようなバッグがほしかったんですが、なかなか見つからなくて。一目惚れでした。

くたっとした素材感と縦長のルックス、中にポケットがある実用性の高さ、なによりパッと目を引く赤色が気に入っています。お値段は€140(約16,696円)。クレジットカードOKでした。

leather-bag

イメージはこれ!

lalaland

イタリアで革製品といえばフィレンツェ

私はここで買いましたが、オルヴィエートの街中にはほかにも革製品のお店が多くあるので、お気に入りを探すのがきっとたのしいです!

それから一般的に、イタリアで革製品の購入といえばフィレンツェが有名。お店がたくさんあるし、街のあちこちにある屋台でもたくさん売っているので、比較的手ごろに手に入ります。

革のバッグはやっぱりすこしお値段がしますが、ブレスレットやブックカバー、コインケースなどの小物も売っているので、なにかひとつ買っていくとイタリアのお土産によさそう。

買ったもの②:白ワインとレモンチェッロ

それから、オルヴィエートで有名なものといえばワイン!メイン通りにあるI Sapori dell’Umbria(サポーリ・デル・ウンブリア)へ。

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店内にはワインがずらり!315種も販売しているんだそう。軒先には、オルヴィエートのワインをまとめたセット品(2本で€6~€27までピンキリ)なんかも売っていました。

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オリーブオイルや、パスタソースにチーズ、生ハムの数々も!こういうのもお土産にぴったり。

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ここで白ワイン€3(Bianco ORVIETO CLASSICO 2017)レモンチェッロ€9を購入。

wine

オルヴィエートで特に有名なのは白ワイン!最高のワインができる区画を「クラッシコ」と定めているんだそうで、そこでできたワインにはボトルに記載があります。

「ボトルに”オルヴィエート”って書いてあるから!」というだけの理由で選んだワインでしたが、お安いけど飲みやすくておいしかった!とはいえ別に全然有名なものではないと思うので、ワイン好きな方は調べてから行ってみてください(^^*)

リモンチェッロ(Limoncello)イタリア発のレモンを使ったリキュール。スリムなボトルが気に入って購入。すっぱいのかな~と思っていたんですが、想像よりずっとずっと甘かった・・・!あまり甘いお酒を飲まない私は、ハイボールに入れるか炭酸水で割って飲むのが好きでした。

オルヴィエートの遅いランチ事情

さて、そうこうしているうちに時刻は11:00過ぎ。これからフィレンツェへと向かうトレニタリアは12:21発ですが、ケーブルカーを含めた移動時間や、少し早めに駅に到着しておきたいことを考えると(イタリアでは列車が早めに出てしまうケースがあると聞くので)、そろそろ移動をしなければなりません。

ほんとうはランチを街で食べたかったんですが、開いてはいるけどランチメニューはNG(カフェならOK)だったり、そもそも12:30オープンのレストランが多くて、あきらめざるを得ませんでした・・。

バールのようなところでパンや生ハムを食べるのが目的であれば大丈夫だと思いますが、パスタやピザを食べたい!となると、お店は「遅く開いて早く閉まる」と考えておくのが吉かもしれません。

orvieto-lunchOrvieto-Google Map

ということでオルヴィエート一番の後悔は、もうすこし遅い時間の列車を予約すべきだったことでした T_T!

オルヴィエートから次の街フィレンツェへ!

気を取り直してカーエン広場まで歩き、ケーブルカーに乗り込みます。€1.3、たった3分の乗車です。

Cable-car

駅に降り立ったら、まず電子掲示板で列車の状況を確認。

staiton

駅隣接の売店のテラスでフォカッチャランチ

レストランには寄れなかったけれど、おなかはとっても空いていたので、駅に隣接した売店でお昼を買うことにしました。

shop (3)

ちょっとした売店だけど、こんなに立派なパニーニ・フォカッチャのディスプレイがあります。

shop (2)

先にフォカッチャをオーダーして受け取り、レジでお会計。イタリアで数少ない“現金オンリー”のお店でした。

いっしょに買ったビールも、会計後にカウンターで頼めば栓を開けてもらえます。

shop

外のテラス席でいただきます!モッツァレラチーズのフォカッチャ(€4)、昨日チヴィタで食べたものよりパンに歯ごたえがある感じ。ちなみにビール(ICHNUSA CL 33)は€2.3でした。

合計€6.3の売店でのサクッとランチでこのクオリティだなんて、イタリアの食文化は本当にすごい!

Focaccia

チヴィタで食べたフォカッチャ。↓

civita-in-the-sky-top
「死にゆく街」と呼ばれる天空の村 チヴィタへ!<イタリアひとり旅20/オルヴィエート>オルヴィエートから、ずっと来てみたかった天空の村チヴィタへと向かいます。 天空の村 チヴィタ・ディ・バニョレージョへ! オルヴィエー...

がらがらの2等車に乗り込んで次の街へ

食べ終わる間もなく、そろそろ列車が出発する時間!ホームへと急ぎます。

今回乗る列車はこちら。

Regionale Veloce2310/2等車 €16.7(約2,058円)

12:21 オルヴィエート発 → 14:48 フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅着

train

今回も2等車をチョイス。ただ車両内に人が全くいなくて、後半から2人入ってきたくらい。4人掛け席がすべて私一人で広々と使え、スーツケースも席に置けたので、快適でした。

train (2)

ローマ→オルヴィエートとは違い、ちょこちょこと駅に停まりながらのんびりと陸路を進みます。たった1泊2日でしたが、ずっと来てみたかったオルヴィエートで、美しく穏やかな丘上都市の雰囲気を満喫できて大満足です。

さて、いざフィレンツェへ!