気分はいつでも旅行客
20代営業職女性による国内外への週末ひとり旅のススメ
201905 GWイタリアひとり旅

「死にゆく街」と呼ばれる天空の村 チヴィタへ!<イタリアひとり旅20/オルヴィエート>

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オルヴィエートから、ずっと来てみたかった天空の村チヴィタへと向かいます。

天空の村 チヴィタ・ディ・バニョレージョへ!

オルヴィエートからバスに乗って、日帰りでチヴィタ観光へと出かけます。

チヴィタ・ディ・バニョレージョとは

イタリアの分離集落のひとつ。ローマから130km・フィレンツェから200km離れた街から、300メートルの橋を渡ってようやくたどり着く丘上都市です。凝灰岩の台地の上に立つその姿がまるで空に浮かんでいるようにも見えることから「天空の村」と呼ばれ、天空の城ラピュタのモデルのひとつとも言われています。

古代ローマ以前の2500年以上も前エトルリア人がつくった歴史の古い集落ですが、度重なる地震で崩壊が進み、現在でもこの地に住む人はたった夏に100人強、冬に12人のみ。次第に「死にゆく町(il paese che muore)」と呼ばれるようになりました。

オルヴィエートからの行き方

オルヴィエートからチヴィタへのアクセスは、バスを使うのが一般的。街中にあるTABACCHIでバスチケットを事前に往復分購入しておき(片道€2.2)、ケーブルカーの駅のそばにあるバスターミナルから乗車します。

バスの時刻表は1日に9本ほどしか出てないレアさにも関わらず頻繁に変わるそうなので、事前に調べておいたほうがよいです。バス会社のHPで確認するか、むずかしければ街内にあるインフォメーションセンターで聞くのがおすすめです!

オルヴィエートのバス停の場所はこちら → チヴィタ行きバスの発着場所 – Google Map

bus-stop-orvieto

▼私のチヴィタ行きスケジュール

往路(オルヴィエート発→チヴィタ着)13:55

復路(チヴィタ発→オルヴィエート着)17:25 ※最終バス

バス所要時間は50分ほど

バス停から丘上までも往復1時間近くかかるので、現地での滞在時間は2時間ほど見るとよさそう

チヴィタから戻ってくるバスは最終が17時台。日帰りなら遅くともオルヴィエートは14時前には出発するのがおすすめ

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世界一美しい丘上都市にうっとりしつつチヴィタへの行き方を探る<イタリアひとり旅19/オルヴィエート>オルヴィエートの街をふらふら。ホステルにチェックインし、そばでやっているビールフェスティバルに参加したり、雑貨屋を下見したり、街のシンボ...

バスの乗客は私を入れて2,3人でした。のどかな風景を眺めながらのんびり向かいます。

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空にぽっかりと浮かぶチヴィタの姿

オルヴィエートからバスに乗って50分ほど、15:00ごろにチヴィタへ到着しました。

天空の村 チヴィタへの行き方

着いたら進行方向にまっすぐ進み、お土産屋さんが集まっている駐車場スペースの右脇にある階段を登って、TABACCHIのある道をさらにまっすぐ。

bus-stop

あとはただただ、まっすぐに20~30分ほど歩くだけです。時間はかかるけど簡単です!

「↑CIVITA」と書かれた小さな看板を目印に進みましょう。写真中央左にひっそりと見える、赤茶色の看板です。

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オルヴィエートをもっとこざっぱりさせたような素朴な街ですが、雑貨屋さんやバールがたくさんあるので飽きずに歩けます。

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道中には教会?博物館?らしきものもありました。

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駐車場から空に浮かぶ丘上都市を眺める

駐車場に着いたらチヴィタまではもうすぐ!ちなみにここに有料トイレ(50セント)があり、かなりありがたく利用しました。

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駐車場からのチヴィタです!うわ~~~~~~~見えた~~~~!!!!

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みんな大興奮でここからパシャパシャ写真を撮っていましたが(私も)、この先の道でも同じように、もっと近づいてチヴィタの全景を見られますよ!

カフェやお土産屋さんを通り過ぎ、

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ぐんぐんと道を進んだら・・・・

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空に浮かぶように立つ、チヴィタ・ディ・バニョレージョが目の前に!!

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まさに天空の村と呼ばれるにふさわしいこの姿は、こんな場所が現実に存在するんだと見とれてしまうほどの美しさでした。本当にファンタジーの世界にいるみたい。

天空の村 チヴィタへの入場方法

チヴィタへの入場は有料。橋のかなり手前にあるチケットセンターで、€5で入場券を購入します。

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橋のそばにいるスタッフに見せて進みます。大きなわんちゃんも行くのかな。

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天空の村へと続く長い長い橋はおよそ300メートル。距離があるだけではなく、かなり急な坂道なので、思ってたよりずいぶんとしんどい道でした。

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高齢の観光客もちらほらいましたが、お辛いんじゃないかしら・・と勝手にハラハラするくらい。足腰ゴリラの私が珍しく息を荒げるほどでした。

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でもこのすがすがしいほどの青空と、眼下に広がる豊かな自然に励まされながら、一歩また一歩と歩みを進めます。

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陸の孤島 「死にゆく街」チヴィタをお散歩

ようやく到着!死にゆく街 チヴィタ・ディ・バニョレージョです。まず迎えてくれるのはColesanti広場。

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ごくごく小さな、2500年以上の歴史を持つ街

この丘上都市は本当に本当に小さくて。端から端まで歩いて5分、ぐるりと外周を見て回るだけなら15分ほどで歩けてしまいます。

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崩壊が進み、人々が消えていった歴史ある街並みを見て回ります。今も凝灰岩質の丘の浸食は止まっておらず、建物崩壊の危険を常にはらんでいる場所なんだそう。

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あちこち小道ばかりで、迷路に迷い込んだかのような気持ちになります。

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こんな風に屋外に階段のあるおうちがたくさんありました。

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人々のよりどころ 聖ドナート教会

こちらは街の中心に位置する、唯一の教会である聖ドナート教会

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これまで煌びやかな教会をたくさん見てきた分、ごく庶民的というか、こじんまりとした趣のある教会は逆に新鮮に感じられ、心が落ち着くような場所でした。

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「死にゆく街」ならぬ「活気ある街」?観光客の多さにびっくり

チヴィタでひとつ予想外だったのは、人がめちゃめちゃに多いこと!!

冬は12人しか住んでいない・・なんて聞いて、以前ここへ来た弟も「人より猫のほうが多い場所」といっていたので、いい意味でうっすらと静かなもの寂しい場所を想像していたのですが、もうね、せまい街中のあちこちに人・人・人の観光客まみれでした!

楽しみにしていた猫も見つけられず、会えたのはハトだけ・・・。思わず撮った。

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これまで行ったどの場所も人が多いので、4月末~5月上旬(GW期間)のイタリアは特大の混雑期のようですT_T まあ来れただけでも、快晴に恵まれだけでもよしとしますが・・!

チヴィタの街中でランチタイム

チヴィタは本当に小さな街なので、30分もあれば街全体を見て回れます。

でも、街中には雑貨屋さんレストランがいくつかあります。特にレストランは街の大きさから不釣り合いなほどたくさんあるので、時間に余裕があるならここで食事を楽しむのがいいかも!

デリカデッセン L’Arco-del-Gusto

私の場合はレストランに行くほどの時間がなかったので、L’Arco-del-Gustoという小道にあるデリカデッセンへ。お昼時に急いでオルヴィエートから出てきたので、もう16:00だというのにようやくランチです。(意地でも早めのディナーとは認めない)

L'Arco-del-Gusto

ここではパニーニフォカッチャが買えます。私が選んだのは、DEL BOSCAIOLOというフォカッチャ!(€7)チーズにハムにポルチーニ入り。絶対おいしい。

L'Arco-del-Gusto-menu

お客さんが4人と入れないような小さなお店のカウンターで、女性の店員さんにオーダー。ボトルビール€3も合わせて購入し、合計€10のランチです。

これまでに寄ったバールとちがい、ここは注文を受けてからひとつひとつ手作りしてくれるお店でした。その分サーブまでに時間は掛かりますが、ハムをスライスするところなどを見ることができ、期待が高ります。

L'Arco-del-Gusto (2)
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テラス席でビールに合いすぎるフォカッチャをいただく

お店の外にあるせまい道にちょこんと置かれた机で、いっただきます!や~最高。

L'Arco-del-Gusto-food

こちらのフォカッチャ、人生で食べた中で一番ビール泥棒なパンでした!! とにかく生ハムもチーズもポルチーニも、素材すべての味に存在感があって、ものすごく塩気が強くて濃厚なんです。ビールがないとつらいくらい。でもいや~~罪深い!おいしい~~~!

そして大きいのなんの!ビール1本では到底足りませんでした。あーお腹いっぱい。

focacce

お土産買ってオルヴィエートに帰ろう

一通り見終えて満足したら、またえっちらおっちらと橋を降り、歩いてバス停へと戻ります。わりと遠いので、バスを乗り逃さないように余裕を持つのが大事。

せっかくなので駐車場そばのお土産屋さんで、チヴィタの絵が描かれた石 €5(写真右下)を買いました。

sourvenir

ついでに喉が渇いたので道中のジューススタンドでビタミンチャージ。

juice-stand

このジュースも€5。大家族のオーダーの次だったので15分ほど待ちましたが、のどが渇いてたので30秒くらいで飲んじゃった。笑

juice

帰りのバスも、行きと同じところから発着します。オルヴィエート行き最終バスである17:25発、かなりの乗車率でした。

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というわけでオルヴィエートからの日帰りチヴィタ、大満足です!諦めずに来てよかった!

「死にゆく街」といいつつ観光客がいっぱいでもはや「活気ある街」の様相を呈していましたが笑、いつ来られなくなってしまうか分からない場所。美しく物寂しい天空の村、機会があればぜひ行ってみてください!