何度も渡韓して、ついに初体験する韓国美容外科!にきび悩みを克服するためのフラクショナルレーザーと、顔面への注射系(エラボトックス+輪郭注射)にトライしてきました。
※美容施術や韓国クリニックの知識がないので、本記事はクリニックや施術内容をオススメする意図は一切なく、ただの体験談です。あしからず!
Contents
はじめての韓国美容クリニックへ
ついに人生初の韓国皮膚科に初挑戦!韓国は本当に美肌の人が多くて、きちんと皮膚科で皮膚管理するのが当たり前だと聞いていたので、ずっと憧れていました。
私はもともと超健康優良児で「クリニック」というもの自体にあまり縁がないので、異国のクリニックに足を運ぶ日が来るなんて・・とかなりどきどきです。
施術は明洞Re:bornクリニックで
向かったのは明洞駅にある明洞Re:bornクリニック。去年まで明洞トックスエンフィルクリニック(Toxnfill)という名前でした。
このクリニックを選んだ理由
別のクリニックで施術しようと思っていたんですが予約でいっぱいで。希望の日時に予約が空いていた・日本語通訳者がいるというのが選んだ理由です。ほかは特になし。笑
日本人が多いわりに口コミやレポが少なく、名称変更という経緯にもやや不信感を覚えますが、B1A4というわりと有名なアイドルを起用した広告なんかも打っていたようなので、まあとんでもなく変なところではないのかな・・と信じて行ってみました。
予約方法
予約はメールで。日本語OK。遅い時間に送っても2・3時間内に返事をもらえました。
やや日本語がただたどしく、現地の通訳レベルがちょっと不安になりましたが、幸いなことに当日担当してもらった方はペラペラでした。
アクセス
明洞駅5番出口から徒歩1分。GONG CHAの入っているビルの8Fにあります。
Abijou・ナサラン・ミエンミなど、いろんな皮膚科が入っています。
カウンセリング
受付を済ませると事前に言われていたとおりやや待ち時間がありましたが、Wi-Fiも飛んでいたので気にせず待てました。
まずはカウンセリング。個室へ行くと美人女医さんとやさしそうな通訳のできる看護師さんが。先生に輪郭のたるみとニキビ跡が気になることを話して、よくよく対象箇所をチェックしてもらいます。
アゴについては、エラに筋肉が多いタイプと診断されたので、もともとやるつもりだった輪郭注射(全顔)にエラボトックスを追加することに。
ニキビ跡は部分的にメイクを落としてもらって状態を見せると、当初こちらが想定していたスケーリングKRW15,000ではなくフラクセル3デュアルレーザーKRW80,000を勧められました。(※事前の相談メールでも提示されていたメニュー)
ざっくり想定していた予算よりかなり高いのですが、ニキビは気になるといつまでたっても出費が止まらないことは痛感していたので、もう、思い立ったが吉日。満額でやってみることにしました。
料金
掛かったコストは全部で11万円ちょっと(VAT10%込み)。輪郭関連で3万円・にきび関連で8万円でした。KRW300,000以上の施術で美容注射のサービス付き。
ほかのクリニックの相場との比較は・・・同じメニュー名でもクリニックによって施術方法や効果が異なるようで難しく、もう高いか安いかは一切考えないことにしました。笑
いざ恐怖の施術へ・・・
受付に戻ってお金を払ったら、荷物をロッカー室に預けに行きます。
メイク落とし&ひとつめの点滴&顔面麻酔
台に乗せられてまずはがっつりメイク落とし。エステティシャンか?!というレベルで丁寧に優しく落としてもらえて、かなり気持ちよかったです。
そのあと顔面麻酔クリームを塗りたくられます。人生初麻酔!注射ではないけどちょっとテンション上がる。
麻酔クリームは時間を置けば置くほど効果が出るとか。あとのスケジュールを聞かれて問題ないことを確認して、長めに放置することになりました。同時になんかの(分かってない)美容点滴を開始。いかにも韓国らしくクリニック全室で最新K-POPが流れているので、ただただそれをひたすらに聴いていました。
1時間近く経ったころ?に麻酔をぬぐい取ってもらうと、アレッなんか顔が重い。微妙に顔が動かせない・・。セメント流し込まれて固められたような感じ?正座してしびれたあとの足の裏みたいな。触っちゃいけない感じがします。
にきびつぶし
そのあとにきびつぶし。本来は別メニューのようですがサービスらしい。
通訳看護師さんから「痛かったらコレを」となにかを手渡され、歯医者さんとかにある施術が止まるボタンかな?と思いながら見ると、ただのやわらかい棒・・・。
「痛かったらコレをぎゅっと握ってひたすら耐えてください(施術は止めません)」というメッセージに思わず笑うと、「キレイになるには我慢が必要ですからネ・・」と神妙な顔でうなずかれました。
徐々に強まる痛みに耐え、ようやく終わると「痛かったですか?よくがんばりましたねえ」とやさしく慰めてもらってグスン(T_T)
フラクショナルレーザー第一弾
別室に呼ばれて台に乗ると、男の先生が現れました。カウンセリングの女医さんじゃないんだ。天井に描かれた晴れ晴れとした青空の絵を見て逆に怖くなり(?)、不安と戦っている間に施術開始。
待って痛い!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピアスオープナーで延々と顔全体を勢いよく刺されているような鋭い痛みが絶え間なく襲ってきます。
途中からずっと看護師さんが私の顔を拭いていて、えっなにが出てるの?!浸出液?それとも血?!顔から血がそんなに出てるの???こわい!!!!!!と脳内は大パニック。
眉間にずっとシワをたくわえ、泣いていないはずなのに勝手に涙が2筋くらい流れていき、やわらか棒は原形をとどめていないくらい握りつぶし続けていました。やわらか棒・・貸してもらってほんとよかった・・・。
拷問???とひとり混乱しつづけた時間でしたが、それでも私は「耐えられる側の人間」だったらしく、我慢できる人にはサービスしますねといいながら先生が予防目的で多めに照射してくれました。い、痛い・・ありがとうございます・・。
フラクショナルレーザー第二弾
「第一弾より痛いという人が多いですが頑張ってくださいね」と先生から不安すぎる声掛けをもらいつつ施術開始。今度は火花で肌を1か所ずつ焼かれているような痛みがします。脳内のイメージでは線香花火を押し付けられている感じ。ジュッジュッという肌が焼ける音がするばかりかなんだか焦げ臭い!ぎゃー!
でも私としてはこっちのほうがまだ耐えられました。看護師さんが途中から手を握ってくれて人生で一番他人の手が貴く思えたほど安心したし、なかなかこんな熱さを体感することないからエンターテイメント性があったし・・・。(ない)
施術が終わり茫然としていると、血濡れたガーゼがたくさんトレーに乗っているのを見つけて、テンションがおかしくなっている私は「わ~大量出血ですね!」とちょっとはしゃいでしまいました。
再生管理&赤ちゃん注射
さきほどまでいた部屋に戻って、ほてった顔に冷たいジェルやなんかしらのクリームをたくさん塗り込んでもらいます。それと同時に赤ちゃん注射を注入。これだって注射されてるわけですがもう痛くもなんともない。
フラクセルレーザーではあまりの激痛に施術中に暴れまわったり叫び続けたり、中断させてくれと懇願する人もいるらしく、「あなたは頑張っててほんとうに偉かった」とねぎらわれました。うれしい。そんな状況になってる施術室、地獄絵図だな・・。
エラボトックス&輪郭注射
そろそろ次の施術、というころに氷嚢をふたつ渡され、これで痛覚を無くせということか・・・と戦慄。祈るような気持ちで必死に冷やします。
同じ施術室に入ると、看護師さんが注射器を10本くらい持っていていきなりビビる。うそ・・そんなに刺すの・・・。
先ほどとはちがう男の先生が来て、顔にマーキングしてからぶすぶすと刺していきます。指す前にまた看護師さんが手を握ってくれたので、えっなにそれ絶対超痛いってことじゃん!と身構え。打つたびにズーンとした鈍い痛みがあり、顔がグンッと引っ張られるような感覚に。
痛い。たしかに痛い。でもさっきのレーザーの痛みが衝撃的過ぎたせいか、さっきの麻酔クリームが残ってるからなのか、私はわりと問題なく耐えられました。痛がる人が多いようで、看護師さんたちに「痛くなかったの?」と驚かれました。痛みに麻痺してるだけです。
また氷嚢でよ~く冷やし、クリームをたくさん塗ってもらってすべての施術が終了!気付けば4時間ほどかかった大激闘でした。
施術直後の状態
ロッカールームにある鏡で数時間ぶりに自分の顔を見るともう別人!!!
注射の影響で顔が笑えるくらいぱんっぱんに腫れていて、レーザーの影響で顔が真っ赤っか!さらに顔全体(特に下半分)に細いハンコ注射のような穴が無数に開いていて、ひえー・・と言葉を失いました。
施術前に「レーザーをしたら最低でも3日~1週間飲酒してはいけない」と言われて、お酒大好きな私はエッダメなの?ちょっとだけでも??本当に?!!と何度か縋ったんですが、この顔面の状況を見たら「そりゃ飲んじゃだめだわ」と全力で理解できました。だって物理的に穴が開いてるもの。
施術後の説明
レーザー施術後はアルコールを飲んではいけないほかに、4時間経つまで横にならない・固いものを食べない・ランニングなど激しい運動をしない、などの禁止事項を言われました。あと、輪郭注射をすると次回分の生理周期に影響が出る場合もあるんだとか。
輪郭注射のみの施術であれば顔面マッサージを推奨するようですが、レーザーをしている場合はそれもしないようにとのこと。
それから日焼け止めと再生クリームを日中も頻繁に塗り、水をたくさん飲むようにとのことでした。肌に穴が開いているうちにどう労わるかが重要らしい。クリニックで再生クリームの販売もしていましたが、ちょうど滞在中に買っていたDr.Jart+のシカクリームを使いました。
▼フラクセルレーザー
▼輪郭注射・エラボト
説明書のほかに、再生クリームと日焼け止めのパウチ、帰宅用のマスクをくれました。
施術直後の顔では外を出歩きたくなかったので、かなりありがたい・・・。
その後の様子と感想
輪郭注射は2,3カ月後、レーザー治療はターンオーバーを迎える28日を過ぎたころから目に見えて効果が出始めるようです。
ダウンタイム
輪郭注射やエラボトックスは施術後3時間もすれば腫れが徐々に引き始め、ほぼダウンタイムは気にならなかったのですが、レーザー治療は結構大変でした・・・。
徐々にレーザー治療あとがカサブタになったようなドス茶色い様子になり、三日目に化粧をすればしばらくはごまかせる程度にはなったものの、何度も化粧直しが必要でかなりストレスに。1週間経ってもハンコ注射状態が消えず落ち込む毎日でしたが、2~3週間も経つと徐々に鏡に立つのが楽しくなりはじめ、1か月後には以前に比べてかなりにきび跡が綺麗になりました!よかったー!!!
感想
結論としてはどちらも効果が感じられ、本当にたくさんの知人友人から「すごく痩せた」「肌がきれいになった」と誉められるほどでした!実際は1Kgも痩せていないから(・・)完全に注射のおかげ。予算より高かったけど、個人的にはやってよかった!と思います。痛みに強いはずの私でも泣き出しそうなほど痛かったけど!!!
ただ韓国で強度のにきびレーザー治療を受ける場合は、韓国での飲食やレジャーを諦められるときにするべき&個室のホテルを選ぶべきだと思いました。私はよく調べてなかったので旅行先でお酒が飲めないことにとにかく絶望したし笑、顔面状態がヒドすぎて街歩きやドミトリーの滞在者に晒すだけでもしんどかったので・・・(T_T)
ということで、私の顔面にとって過去最大の受難の日のレポでした。これ以降、私の中での”痛み”への基準が変わって、健康診断などの注射が余裕になりました。ショック療法。
輪郭注射などは永久的なものではないので、渡韓の際にはまたやりたいな~と思います。綺麗になるのは大変だ~!