BIFF広場周辺を楽しんだら、チャガルチの奥のほうのエリアへ向かいます。
Contents
THE繁華街!なチャガルチの夜
BIFF広場・屋台通りからさらに一本奥へ進むと、冨平洞チョッパル横丁という賑やかな通りに出ます。
そのそばにはよくガイドブックなどで特集される国際市場・富平カントン市場があります。
国際市場へ行くなら19時より前に
国際市場は衣類や雑貨など1,200もの店舗がある大きな市場。マーケット通り・アリラン通り・照明の通り・若さの通り・青春の通りといういくつかのエリアに分かれています。
お店にもよるとは思いますが大体10:30~19:30が営業時間らしく、すでにその時刻を過ぎていたので今回はスルー。
新宿っぽいチョッパル横丁
チョッパルとは韓国語で豚足のこと。K-POPアイドルたちがこぞって「好物!」だと話す(偏見)、コラーゲンたっぷりの韓国料理です。
なかでもキュウリやクラゲを豚足といっしょに酢で和えた冷菜豚足(ネンチェチョッパル)は釜山の名物料理として知られていて、ここチョッパル横丁にはそんな豚足の専門店が並んでいます。
国際市場に面した通りは化粧品や雑貨屋さんなどこまごまとしたお店が並んでいますが、横断歩道を渡ってチョッパル横丁に入ると、ガラッと雰囲気が変わります。新宿歌舞伎町のようにネオンがきらめく、華やかでごちゃごちゃとした繁華街らしい街並みです。
軒先に虚ろな目をした豚がいたり・・・。
路上で歌うパフォーマーさんもちらほらいて、かなり賑やか!
この日は金曜日の夜だったこともあり、すでにベロンベロンになっている人も見かけました。・・・日本でも同じですがこういう日は足元注意が吉、です!
いざカントン夜市場へ
このときのお目当ては夜市場。
カントン夜市場への入り口は和風居酒屋が目印
チョッパル横丁にはひときわ目立つ建物があります。鶏小舎(トリゴヤ)という有名な和風の居酒屋さん。
韓国ではこういう「日本より日本らしい」居酒屋をたまに見かけますが、ここは特に日本人が見ても目が惹きつけられるような外装です。
ここを目印に向かい側へ渡ります。WELCOME!の入り口が。
そう広くはない道に飲食店が途切れることなく並びます。こんなところが家のそばにあったらしょっちゅう来ちゃいそうな楽しそうな通り!頭上には不思議な人型の飾りが。
そんな区画を3ブロックほど通り過ぎると、富平カントン夜市場に到着!
120年の歴史を誇る代表的なカントン市場が、2013年から韓国初の常設夜市場として運営を始めたのがカントン夜市場です。
アーケード型の市場のど真ん中に、約30店舗のボックス型店舗が点々と存在しています。道が狭くなっているうえに最近人気があるらしく人が多いので、歩くのにちょっと苦労するくらい。活気ある光景に思わずわくわくします。
屋台なので基本的に現金オンリーですが、どれも3,000Wくらいのお手頃プライスで世界各国のグルメが楽しめます。
「世界各国のグルメが楽しめる!」が売りらしく、食事系から甘い系まで様々な屋台が。写真を撮り忘れましたが香港発のエッグワッフルなど、旬なグルメも出店してました。
私が食べたもの
おなかが空いていた私は肉の塊のような食べ物を見つけて即買い食い!スコッチエッグバーベキューというもので、W3,500でした。
ノーマルと辛いバージョンの2種類あります。頼むとバーナーであぶってくれます。
ゆでたまごをハンバーグ状にしてベーコンで巻き、甘辛ソースで味付けてチーズを掛け・・というまあまあなハイカロリー爆弾でした。おいしかったけど!笑
カントン夜市場の感想
ほかのアジア諸国のナイトマーケットとはまた違う韓国の夜市場。座って食べるようなところは見つからなかったので、あくまで食べ歩きがメインのようです。
「約30店舗の屋台」というとたくさんあるように聞こえるかもしれませんが、実際は「あれっ!もう終わっちゃったの?」というくらいの長さでした。
ぎゅっとコンパクトに魅力がつまったおもちゃ箱のような感じが楽しいですが、ここでいろいろ食べて長く楽しむぞ~というよりは、どこかのお店に入る前後にふらりと寄って雰囲気と食事をちょこっとつまむくらいがちょうどいいんじゃないかなと思います。
注意点
入り口を間違えると夜前に営業を終了しているほうの市場に入ってしまうので注意です!
こちらは「부평깡통시장(富平カントン市場)」の看板
こちらが「부평깡통야시장(富平カントン夜市場)」の看板 ※야は「夜」の意
カントン夜市場じゃないほうは、夜はほんとになんもやってないです・・・。
名前:富平カントン夜市場
(プピョンカントンシジャン・ヤシジャン/부평깡통시장・야시장)
アクセス:チャガルチ駅から徒歩10分/最寄りは3番出口