仙台への一泊二日のひとり旅、二日目の過ごし方についてです(*^^*)
Contents
朝ごはんは仙台駅カフェで!
ホステルをチェックアウトしたら仙台駅へ向かいます。
進化を続ける仙台駅ナカ
2017年6月に駅ビル・エスパル仙台の東館が増床オープンしたばかりだそうで、仙台駅はどこを見てもきれいで快適!
牛たん通り・すし通り・ずんだ小径という仙台名物の有名店がずらりと並ぶエリアもあり、時間がない旅行中でも手軽においしいものを食べられます!
駅ナカにはロッカーも充実◎
仙台駅にはロッカーエリアが9か所1,500個以上(!)あるそうで、荷物の預け入れに困りません。ロッカー空き状況の検索機もあります。
私は帰りにすばやく受け取れるように、2階の新幹線中央改札そばに預けました。
ボリューム満点なモーニングプレート!
朝ごはんを食べたのは駅ビル2F、JR東口改札そばにあるHUMMING MEAL MARKET。
せっかくの旅行なのに駅ビルのカフェ?と侮るなかれ!ここは「世界と東北をフードカルチャーで繋ぐ」ことをコンセプトにした仙台発のカフェで、東北の食材を使ったメニューが展開されているほか、東北の職人さんが作った家具が使われていたりと、旅行中にもぴったりな場所なのです!
レジ横にはずらりとデリが並びます。
頼んだのはトーストセット(税抜き550円)!私はさらに+200円でスープを追加しました。
サラダやデリ、スクランブルエッグに、こんなに大きなトーストがついてこのお値段!びっくりするくらいコスパのいいメニューです。
ほかにはキッシュセット(580円)やサンドウィッチメニューなんかもありました。窓際の席にはコンセントも用意されていたりと、居心地もよくてとってもおすすめなカフェです!
HUMMING MEAL MARKET COFFEE & BAR | ハミングミールマーケット
ハミングミールマーケット コーヒー&バー – 仙台/カフェ [食べログ](★3.43/2019.03時点)
歌枕の地!松島の美しい光景を楽しむ
今回の仙台ひとり旅の目的のひとつは松島に行くこと!天橋立、宮島と並ぶ日本三景の美しさを見に行きたかったのです。
アクセス
電車なら仙台駅からJR仙石線(高城町行)で松島海岸まで一本。(39分・410円)
ただし30分に1本程度しか走っていないので、事前に時間を調べておくべきです!
点在する観光スポット
松島とは、松島湾内外にある大小さまざまな260の島から成る諸島のこと。松尾芭蕉や伊達政宗をはじめとする多くの歴史人が訪れたことで知られています。
松島湾沿いには3つの橋や縁結びスポット、名刹などが点在していて、徒歩で見て回ることができます。
駅から出て右方向(南)に進むとたどり着くのは渡月橋だけで、そのほかのスポットはすべて左方向(東)に位置しています。
が!縁結びが目的なら、それまでの悪縁を絶ってくれる渡月橋(雄島)から回るのが定番です!
そのあともっとも東端にある福浦橋(福浦島)から順にすかし橋(五大堂)→瑞巌寺→円通院とまわるのがモデルコースです。
渡月橋
まあ私はまんまと左方向に進み、最後に渡月橋へ行ったので夕暮れ時の写真ですが・・。笑
渡月橋へは松島海岸駅から歩いて7分ほど掛かります。
「悪縁を切る」とされる渡月橋を渡った先にある小島・雄島は、人がひとりもいない時間帯だったこともあってヒッソリとしたうす暗さを感じ、自然に心臓がどきどきと高鳴る場所でした。
あとで調べると、かつて松島が死者供養の場だったころ、雄島には塔婆や地蔵を置いた洞窟が108ケもあったそうで(現在遺っているのは50ケ)、なるほど・・!と妙に納得。
腹ごしらえはかき丼!
さあ福浦橋へ!・・の前にランチを。道の途中にある老舗食事処の南部屋へ。
かきや牛タンなどなど美味しそうなメニューが並びます。
せっかく10~3月の旬の時期に訪れたのでかき丼(1,400円)をいただくことに。小ぶりな松島のかきをたれに絡ませた、照り照りな見た目が食欲をそそります。
かき丼に、カキフライとかき殻焼きがついたかき丼セット(2,100円)もありました。
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福浦橋
さて、松島エリアの東端部にある福浦橋は「良縁を引き寄せる出会い橋」。252と長く凛とした佇まいの朱塗りの橋で、松島湾の美しい光景を楽しむことができます。(通行料200円)
渡った先にある福浦島は面積6haの県立自然公園。植物の宝庫とされています。
雄島よりずっと広くてのんびりとした場所で、ふらふらと散歩するだけで癒されるような場所でした。
福浦島と雄島に行く場合は、とにかく歩きやすい靴で行くことがおすすめ!
特に雨や雪のあとは地面がぐちゃぐちゃで転びやすい場所がいくつかあります。
すかし橋と五大堂
福浦橋から少し西へ移動すると五大堂があります。瑞巌寺守護のために五大明王が安置された堂字で、松島のシンボル的な存在。
この手前にかけられた短い橋はすかし構造になっています。大して怖くはないですが、これには「参詣時に足元をよく見て気を引き締めるように」という配慮があるのだそう。
現在では「すかしの先に未来を見る橋」と言われ、出会った相手との将来を確かめる場所とされています。
悪縁を切り(渡月橋)、良縁を呼び(福浦橋)、将来を確かめる(すかし橋)場所まであるなんて、松島はアフターサポートまでばっちりな縁結びスポットのようです。
瑞巌寺
湾沿いからすこし外れて北方向に進むと、2018年3月に平成の大修理を終えたばかりの瑞巌寺があります。伊達政宗が菩提寺として定め、5年の歳月をかけて再興したお寺です。
拝観料700円で国宝である本堂や宝物館を見学することができます。
円通院
瑞巌寺の隣の区画にあるのは、伊達政宗の孫・光宗の菩提寺である円通院。
縁結びの寺として知られ、縁結び観音が安置されています。
男女の出会いや幸せな人生のための縁を結んでくれるそうなのですが、12~3月は16時閉門と早く(通常期は17時)、私は到着が数分間に合わず入れませんでした(T_T)
食べ歩きにはカレーパンがおすすめ
松島にはレストランや屋台がたくさんあり、食べ物を楽しむにも良い場所です。
いろんなメニューに心が惹かれますが、私が食べたのはパンセ 松島店のカキカレーパン!(300円)
濃厚なカキが2つも入った贅沢で間違いないカレーパンです。松島店限定メニューとのことで日中は行列必至のようですが、夕方ならすぐ買えました!
パンセ 松島店 – 松島海岸/パン [食べログ](★3.5/2019.03時点)
私が松島でできなかったこと・・・
いろいろと満喫したのですが、反省点はもっと早く来るべきだったということ!
遅くとも12時には到着して時間に余裕を持って楽しむべきだった、と強く思います。
松島はエリア自体が広く見どころも多いので、滞在時間は3時間は見ておくとよさそう。(クルージングをする場合はさらに1時間)
かつ冬季は各観光スポット(福浦橋・瑞巌寺・円通院)やお店のクローズが早まることに注意です。
電車の本数も30分に1本程度と少ないため、行きも帰りも事前に時間を調べておくのがオススメです。
松島湾クルージング
私にもっと時間があればやりたかったこと・・・それは松島島めぐり観光船に乗ること!
一般的なのは松島湾内の島々を50分かけて巡るコース(大人1,500円)で、出航時間は9時00分から16時00分まで各時間帯に1回ずつ。
ただし冬季(11/1~3/19)は15時00分が最終便になるので要注意!私はここを見逃していて乗れませんでした・・次こそ乗りたい・・!
笹かまの手焼き体験
もうひとつやりたかったのは笹かまの手焼き体験!
仙台の名物である笹かまを自分の手で焼いて、焼き立てを食べられるのです!(200円)
有名な松島蒲鉾本舗は松島エリア内に総本店・五大堂店・門前店と3店舗展開していて、手焼き体験ができるのは総本店と五大堂店。すべて閉店時間は17時ですが、総本店と五大堂店は冬期(12月~4月)のみ16時閉店となり・・もう言わずもがなです・・・。
帰る前にお寿司を食べて
仙台駅へ戻ってきたのが17時ごろ。そろそろ都内へ戻る・・つもりだった予定を少し遅らせて、駅ナカでお寿司を食べることに。
向かったのは新幹線の改札のすぐそばにあるすし通り。その中にあるすし 三陸前へ。カウンターだけの立ち食い寿司屋さんも気になったのですが、すごい行列だったのでこちらへ。
頼んだのは2,000円ほどのお寿司セット。どれもとっても美味しい!板前さんが握る目の前で、旅の疲れを癒すようにひとつひとつ大事にいただきました。
すし 三陸前 仙台駅ビル店 (さんりくまえ) – 仙台/寿司 [食べログ](★3.25/2019.03時点)
おみやげ
最後に、仙台で買ったお土産の紹介を。
▼仙台味噌・仙台ラー油
仙台味噌は焼きおにぎりにつけるのが美味しい!とネットで見かけて。実際に試したら最高でした。大きめサイズなのでなかなか無くならない。
仙台ラー油はなんと具の9割が牛タン!嵐の番組で紹介された?人気商品だそうで、ごはんに乗せるだけでとろけるほど美味しかった・・また買いたいくらい!
▼かきづくし
おつまみ3セット。高くないんですが量も多くて美味しかった!
感想
ということで2019年はじめての旅行、仙台ひとり旅1泊2日でした!
ツンとした寒さの中で見る松島・瑞巌寺は、本当に言葉にならないほど美しくて、風情を感じることができました。
仙台はまだまだ見どころの多い場所だと思うので、都内からの交通の便の良さを活かして、また遊びに来たいと思います!