この旅の目的の一つ。それは、サックサクなチキンを食べること!
これが目的になったのは、韓国チキンのASMR動画に心をやられたからでした。
私も御多分に漏れず咀嚼音が好きではないんですが、チキンは、チキンだけは、「サクサク」音で脳が完全にとろけてしまうんです。ASMRあな恐ろしや。
勇気が出たらYouTubeで検索してみてください。しびれます。
韓国の国民食 チキン
私もあのサクサク音のするチキンを食べたい!という熱い想いから、韓国チキン実食に向けてリサーチを開始。
「チキンとビールをいっしょに味わう」ことだけを意味する「チメッ」という言葉があったりと、チキン愛にあふれた韓国。
日本でピザをデリバリーする感覚で、もしくはもっと気軽に、韓国の人はチキンをデリバリーするそうです。
有名なチキンのチェーンブランドもいっぱい!日本だとケンタッキーくらい?
- KyoCho Chicken
- bhcチキン
- BBQチキン
- トゥルドゥルチキン
- ネネチキン
せっかくなら、国民の味であろう「チェーンブランド」のチキンを食べてみたい。
ひとつひとつのブランドの口コミや感想ブログを丁寧に読んで「どのブランドがいちばんサクサクしてそうか」を吟味してみます、が、さっぱり分からん。
結局COEXで会った韓国人の友人に相談して、BBQチキン 弘大駅店へ行くことに。
たしかにこの見た目、最高ではないですか。サクサクしてそう。
「書いプライド」は・・・「高いプライド」のことかな?
参照:bbq 모바일
しかもこの店舗、場所が弘大(ホンデ)にあります。なんなら朝いた延南洞(ヨンナムドン)のすぐそば。食べ終わったら弘大をふらつける最高の立地です。
弘大入口駅の3番出口を出てまっすぐいったところにあります。
歩くこと2分で到着!
BBQチキン 弘大駅店|弘大(ソウル)のグルメ・レストラン|韓国旅行「コネスト」
うきうきで店内に入ったんですが即座に違和感を覚えて、入店後ものの15秒で退店。
なぜなら・・・席がなかったから。なるほどここはテイクアウト専用店でした。
そっかみんなデリバリーするんだもんねチキン・・・おうちで食べるものなんだ・・・完全にぬかった・・・。
延南洞のおしゃれ公園でひとりチキンにかぶりついてもいいけれど、さすがに身も心も寒い。ホステルに戻って食べるにはまだちょっと早いし・・。
ということで、第一のチキンチャレンジは失敗に終わりました(T_T)
悲しみの弘大散歩
仕方ないのでとりあえず夜の弘大散策へ。
特に週末は、昼とはまったくちがう盛り上がりを見せてて、なんだかウキウキわくわくする場所です。
路上で屋台のゲームがやっていたり。
ダンスグループやシンガーがあちこちでパフォーマンスしていて、彼らを取り囲む人の輪が絶え間なくぎっしりと続いていたり。
特にダンスは本当にものすごい熱量があって、毎回圧倒されます。
K-POPのパフォーマンスレベルの高さがここに来れば納得できます。
大好きな“ソウルらしいスポット”に、チキンを食べられなかった悲しさがすこしずつ癒されてきました。
それなら東大門だ!
諦めずにリサーチを再開すると、東大門(トンデムン)にイートインのできるチキン屋さんがあることを発見!
その名もBBQ Chiken & Beer 東大門店!
宅配チキンのチェーンブランドであるBBQが近年展開している、イートインタイプのお店なんだとか。
東大門歴史文化公園(トンデムンヨクサムナコンウォン)駅の12番出口から徒歩1分で着きます。
BBQ Chiken & Beer 東大門店 | グルメ・レストラン-ソウルナビ
韓国はひとりでごはんを食べる文化がまだあまり浸透していないと聞くので、一応ごはんやさんに入るときは「ホンジャソド ケンチャナヨ?(一人でも大丈夫ですか?)」と聞いてから入店。
おばちゃんがにこやかにテキパキと席へ通してくれました。
おばちゃんに「ビールと、とにかくクリスピーなチキンをください!」と懸命に頼んで、まずやってきたのはビール!
と、お通しらしきスナック菓子。特に味はなかった記憶。
さらに待つこと10分、チキン様のお出ましです。
あつあつの身を、ひとりだからと豪快にかぶりついて食べると、さくさくで美味しい!
でもASMR動画で期待してたほどのザックザク感はないかな・・?
ちなみにやっぱり一人で食べるには多かった(しカロリー的な意味の罪悪感もあった)ので、食べきれませんでした。
この帰り道、東大門DDPデザインプラザで4月~10月までの金・土曜日に開催しているソウルパムトッケビナイトマーケットに立ち寄って、どのピアスを買おうかな~~!と猛烈に悩んでるうちに終了時間になってしまい、決済を断られました。
そんな二日目の夜。