2019年1月、仙台へ旅行してきました!今年最初のひとり旅です。
東京駅からはやぶさに乗ればたった1時間30分(片道11,200円)で行けてしまう手軽さで、美味しいものと美しいものと人情にあふれた魅力をたっぷり味わうことができる仙台。すっかり大好きになって帰ってきました。
今回は、そんな仙台ひとり旅で私が初日に行った場所・食べたものについて振り返ります!
Contents
絶対外せないのはなんといっても牛タン!
仙台駅に到着したのは13:00過ぎ。最初のランチは、ずっと食べたかった牛タン!
元仙台在住の知人から勧められた、仙台駅近くの伊達の牛タン 本店へ歩いて向かいます。(徒歩7分)
オーダーしたのは数量限定の極上芯たん定食(3,000円)。この時間では残り3つでした!セーフ!
極厚の芯たん焼きに牛たん佃煮やなんばん味噌漬け、さらにはとろろ掛け麦ごはんと豪華すぎる内容・・・!テールスープも主役級に絶品でした。
仙台の牛たんは厚みがあるのが有名ですが、これは「極上芯たん」だけあって特に分厚い。私たちが普段都内の焼肉屋で目にするタンの5枚分くらいありませんか。別物過ぎる!
柔らかくもコリコリとした歯ごたえがあって、一噛みするたびに香ばしさが鼻から抜けていきます。食べ終わるのがもったいないくらい美味しかった!
この定食以外にもいろんなメニューが。牛タンシチューとかもおいしそう・・・!
ちなみに牛タンも佃煮もテールスープもレジで購入可能なので、お土産にもぴったりです。
私が行ったのは本店ですが、仙台駅内の牛たん通りなどでも食べることができます!
「仙台駅に行く=ずんだシェイクを飲む」の方程式
牛タンを食べたあとは仙台駅に戻り、2Fにあるずんだ茶寮へ!デザートの時間です!
まつこデラックスさんが絶賛したことで、もうすっかり全国規模の人気メニューであるずんだシェイク。
お値段はレギュラーサイズで250円、ラージサイズ(1.5倍)で390円です。
あまいバニラシェイクにつぶつぶのずんだの味が合わさって・・・何度飲んでもたまらなく美味しい。急かされているわけでもないのに、ズゾーッと一気に飲み終わってしまいました。
あまりにおいしくて、この1泊2日の旅で仙台駅に寄るたびにふらふらと立ち寄ってしまい、合計3回も飲んでしまいました。美味しいし、普通のシェイクよりヘルシーだから問題ないし(?)・・・止む無し。
店内にはイートインスペースもありますが大体満席です。
テイクアウトもいつ行っても並んでいますが、店員さんが流れるようなレジ捌きをしてくれるのでちょっと待てばすぐ買えますよ!
カプセルホテルにチェックイン
おなかがいっぱいになったら一度チェックインへ。
今回泊まるのはナインアワーズ仙台。1泊3,600円のカプセルホテルです。
仙台駅からは電車かバスで10分以内に着きます。バスのほうがスムーズだったので今回はそちらで。
- 仙台駅→青葉通一番町駅(東西線/2分)→徒歩6分
- 仙台駅前→東北公済病院戦災復興記念病院前(バス/7分)→徒歩1分
飲み屋街から近く、清潔快適利便性と3拍子揃っていてコスパ◎でした。近々宿レポも書きますね!
3軒はしごして仙台の夜を大満喫
身軽になったらお待ちかねの仙台ナイトです!
宿のチェックインの後、しばらく仙台駅のカフェでどこへ行くかうんうん悩んだ末に、これまた元仙台在住の友人に教えてもらったお店へ行くことに。
北四番町 ちょーちょむすび
友人から教わったちょーちょとちょーちょむすびは、会社を同じくする仙台の超人気店。
- ちょーちょ(南北線/匂当台公園駅から徒歩5分)
- ちょーちょむすび(南北線/北四番町駅から徒歩3分)
どちらも混雑必至の人気店でありながらおひとり様でも快く予約させてくれる優しいお店と聞いて、開店前にお電話させてもらうと、ちょーちょむすびは17時から19時までの2時間であればOKとのこと!(ちょーちょは満席でした)
北四番町から南2番出口を出て大通りを進み、角を2回曲がればすぐ着きます。
雰囲気の良い外観。扉を開けると「寒い中お越しくださってありがとうございます!」と元気いっぱいに声を掛けられ、活気の良さにパッと目の前が輝くようでした。
若い店員さんたちがいそがしそうに、でもとても楽しそうに声を掛け合いながら仕事をしていて、なんだか元気になります。席につくや否やこのお店が好きになりました。
そして手書きで工夫いっぱいのメニューからも漂う”絶対においしいお店”感!もちろん雰囲気だけでなく、食事のレベルがほんと~うに高かったのです!
さらに、どれも美味しそうだけどひとりじゃ食べきれないからな・・・と悩んでいると、「気になったメニューがあればハーフにもできますからね!」と店員さんが声を掛けてくれました。本当におひとりさまに優しい・・!(号泣)
▼お通し(青森おでん):お通しでこのクオリティ!うれしくなってしまう!お出ししみしみ。お通しが美味しい店は間違いなくいいお店です。
▼おひたし:なんか(ごめんなさい)の天ぷらが乗っていて、お出汁につけていただけます。手が込んでる!
▼大粒カキフライ:ほんとは4ケで1皿なんですが、揚げ物までハーフにしてくれました!とろとろでおいしすぎる。こだわりのタルタルソースとともに!
▼肉厚しいたけ:机に置かれた瞬間、思わず声が出るほど極上の香りが立ち込めていました!ホイルをはがす瞬間の多幸感たるや。肉厚ほろほろお出汁じゅわじゅわで、ニヤニヤしながらいただきました。
▼あなごの白焼き:皮がぱりぱりで身がとろとろ!刻みわさびか、すだちとお塩で。たまらない。
▼ぜいたくチータラ:ラストオーダーと言われて軽い気持ちで頼んだらまさかの火鉢!両面がきつね色になった頃合いでいただきます。チータラを超えたチータラ。
店員さんが火の通し加減を面倒見てくれたばかりか、さっきのあなごの白焼きも焼きなよ~!と勧めてくださって大感激。皮パリエターナル。
最後にはお味噌汁を勧められていただいて、お会計は5,580円。帰り際にはお茶漬けのもとかバブをお土産にもたせてくれるホスピタリティの徹底っぷり。
オープンな厨房をぐるりと囲むようにカウンター席があるので、目の前にいるやさしくて面白い店員さんたちと、たくさん楽しくおしゃべりさせてもらいました。
いろんなご縁があり、お話しした方がもうすぐ東京で出店予定だということも伺ったので、近いうちに行きたいな~と思います。旅先でこういう繋がりができるのってうれしいですよね。
はあ~大満足。・・・とはいってもまだまだ19時!もう少しふらつきましょう。
2軒目へ行くには時間があまりに早かったので1時間ほど近くの商店街でマッサージを受けたあと笑、仙台で有名なディープな名物横丁であるいろは横丁&文化横丁へ行くことに。
実際は北四番町から歩いて20分ほどあれば着くのですが、1月の寒さに耐えられずタクシーで向かいました。このタクシーのおじちゃんもこれまた優しくて、「仙台の旅はたのしい?」といろいろとお世話を焼いてくれて、ここでまた仙台のあたたかさにジ~ン。
文化横丁&いろは横丁へ
さて、隣接したこのふたつの横丁は、どちらも南光院丁通とサンモール一番町商店街を繋いでいて、それぞれ約2本ずつの短い通りで成り立っています。
いろは横丁は飲食店や雑貨店など100店が混在していて、一番町2丁目3番地という住所から「壱弐参(いろは)」の名前が付いたんだとか。
文化横丁は約50店舗の飲食店が並び、かつての映画館「文化キネマ」が名前の由来だそう。
いろは横丁 木むら
いろいろオススメのお店は聞いてきたのですが、すでにたらふく食べたお腹にはあまり入りそうにないので、父が単身赴任していたころによく来ていたという焼き鳥店へ行くことに。
中が見えないお店へ入るのはいつだって緊張するものですが・・・思い切ってエイヤと中へ飛び込むと満席の様子。あっごめんなさいとすぐに閉めようとしたらカウンターに座る方々に止められ、いそいそと席を用意してくれました。
2階席もあるようですが、1階は6席ほどのカウンターと4人席がひとつのごくごく小さなお店。
みんな知り合いのようにのんびりとおしゃべりを楽しんでいたけれど、聞くと全員初対面とのこと。自然と穏やかな会話がうまれるお店なんだなあと好ましく思いながら、会話に混ぜていただきました。
1時間近くおしゃべりを楽しんで、そろそろ次へ行こうとお会計を聞くとなんと1,000円!お通しのお漬物と串4本、飲み物2杯で?!良心的すぎてびっくり。
これはたしかにサラリーマンの心のオアシスだろうなあ。単身赴任中、ここのカウンターに座る父を想像して、なんだか不思議な気持ちになりました。
<こぼればなし>
次は文化横丁でどこかに入ってみたいな・・とふらふらしていると、知らないおじちゃんが私の目の前でふと立ち止まり、ニコニコしながら「どこに入るか悩んでるの?ここらは美味しいお店ばっかりだから楽しんでね~」と声を掛けてくれました。
一瞬でも警戒してしまった私は我に返って猛反省。会う人会う人、仙台の人が底抜けにやさしすぎて自分の汚れを感じるほど・・・ありがとうおじちゃん!
文化横丁watabe
カウンターの空き状況に余裕があって、ちょっとした小皿料理がありそうなところ・・・と思いながら横丁を何往復もした末に入店。これがビンゴ!とっても良いお店でした!
小皿料理も繊細でおいしくて、飲み物も好みをお伝えすれば丁寧におすすめをおしえてくださいました。なんとおにぎりのメニューなんかもあってものすごく美味しそうで・・・!お腹さえ空いていればいろいろ食べたかった!
お店はご夫婦でやられているようなんですが、この二人がとっても美男美女で最高にやさしくて!
ほどよい加減で話しかけてくださっては、たのしそうに相槌を打ってくださる聞き上手なお二人で、気づけばぺらぺらと気分よく旅行の思い出話を話してしまいました。
はじめて来たのに本当に常連さんになったような気持ちで、ほっと落ち着く素敵なお店でした。
酒と魚 watabe (ワタベ) – あおば通 [食べログ]
感想
仙台駅そばで牛たん→仙台駅でずんだシェイク→(ホテルチェックイン&カフェ)→北四番町で1軒目→(マッサージ)→文化横丁で2軒目→いろは横丁で3軒目・・・と、13時過ぎの到着でも半日でこれだけ楽しむ&美味しいものを食べることができました!
都内から気軽に行ける旅先で、おいしいものを食べて地元の人とお話しして癒されたい。仙台はそんな方にぴったりな場所です!空いてる週末があればぜひぜひふらりと行ってみてください。