しょっちゅう旅行する人ならきっと、改善の余地がないか機会を逃さず目を光らせている問題・・・それは荷物のコンパクト化!
LCCの重量制限のためにもアクティブな活動のためにもスーツケースやバックの中はすっきり軽くまとめておきたいし、そもそも準備や片付けのときだって面倒とは無縁でいたいですよね。
中でも化粧品は、あれもこれもと持っていくとかさばって重く、でも持っていくものを減らし過ぎたくないし・・と、悩みのタネではないでしょうか。
そんな問題のひとつの解決策として、今回お泊り用のメイクパレットを自作してみたのでレポートしていこうと思います!
Contents
無印良品からメイクパレットが発売!
無印良品のアルミ製カードケースを使って「自作メイクパレット」を作るのが流行っていたことは記憶に新しいですよね。
その需要の高まりを受けてか、2018年12月に無印良品からついにメイクパレットが商品化されました!
パレットは用途に合わせて3サイズからチョイス
パレットは3サイズの展開。普段使いとしてアイカラーをまとめるだけでもお直し用としても、もちろん旅行用でも、まとめたいコスメの量によって自分に合った大きさを決めることができます。
- Sサイズ(税込み990円)・・外寸:111×71×15mm/内寸:104×60×8mm
- Mサイズ(税込み1,290円)・・外寸:163×71×15mm/内寸:156×60×8mm
- Lサイズ(税込み1,690円)・・外寸:163×101×15mm/内寸:1156×90×8mm
SサイズよりMサイズは横に大きく、Lサイズはさらに縦に大きい、というイメージ。
コスメもパレットに合うようにリニューアル
無印良品の各種コスメは四角い樹脂のケースに入ったタイプになり、パレットにきれいに組み合わせられるようにリニューアルされました。
ファンデーション・パウダー・チーク・クリームチーク&リップ・アイカラーが対象です。
オリジナルメイクパレットの作成開始!
さあ、いざ私だけのオリジナルメイクパレットを作ってみましょう。
作りたいのは”旅先にひとつあれば頼れるパレット”!
私が作るメイクパレットは「旅行に持っていくメイクパレット」です。
一言で旅行といっても、リュックひとつで行く近場旅もあればスーツケースで飛び出す海外旅行もあります。私は、どんな旅行にも「これひとつあればおおよそカバーできる」と思えるような頼もしいメイクパレットが作りたかったのです。
ということで大きめのLサイズのパレットを購入しました。
無印良品で買った純正コスメたち
パレットのほかにファンデ・チーク・単色アイシャドウを買いました。
- やわらかスポンジパフ
- メイクパレット(L)
- メイクパレット用両面テープ
- UVパウダーファンデーション ライトナチュラル
- リップ&チーク コーラル
- アイカラー ゴールド
- アイカラーチップ(※使いませんでした)
チークやアイシャドウは発色具合があまり好みでなかったので買わず。
いくつのコスメを取り付けるか?という問題に最も直結するのが「ファンデーションを入れるかどうか」。入れなければ、Mサイズでも十分だと思います。
もしくはパフだけ別持ちするのもひとつの手。無印のファンデーションが入っている樹脂ケースは、別売りしているクリア小物ケース(590円)と同じつくりなので、このなかにパフを入れて持ち歩くのもいいかもしれません。
無印コスメの取り付け方
メイクパレットの内側はこんな風にぽつぽつと穴が開いています。
そのうちいくつかは突起になっているので、この突起に無印良品のコスメが引っかかるようにして並べていくとすっきり収まります。
無印良品のコスメにはもともと裏側に両面テープが貼ってあるので、固定はこのテープで。
ちなみにパレットの裏面はこんな感じ。コスメを使い切ったら、この穴からぐっと押せば取り外し→交換することができるようです。
パレットは真っ白で汚れやすいので、マスキングテープで保護するのがおすすめ。
ドラッグストアで買ったコスメたち
足りない or 物足りないコスメがあれば、ドラッグストアなどで買いましょう!
全部無印良品コスメでそろえたほうが色味も形もきれいに収まって見栄えはいいんですが、他社製品であっても①スペースに入る大きさ ②取り外しができるものなら基本的に装着可能です。
特に②は店頭ではなかなか判定が難しいですが、よーくよーく見て、コスメの土台とパウダーが入ったプレートの間に隙間が見えるもの(一体になっていないもの)なら外れる可能性が高いです。
私が追加したコスメは計3点。アイシャドウとチーク、アイブロウ&ノーズシャドウを買いました。
- excel スキニーリッチシャドウ SR05
- REVLON マットパウダーブラッシュ オレンジスエード
- KATE デザイニングアイブロウ3D ライトブラウン
「大きさ」をもとにコスメを選んだのは生まれて初めてでした・・。
コスメ探しをするときは、パレットの残りスペースの参考になるものをなにか持っていくのがおすすめです。
私は、無印良品のパフ(横置き)が大体Lサイズパレットの横3分の1・縦2分の1ほどの大きさだったので、これを持ち歩いてサイズ感を確かめていました。
あれっさっきもチーク買ってなかった?と思われた方、そうですその通りです。
本当はハイライトを入れたかったのですが、プチプラコスメで大きさと性能ちょうどいいものが見つからなかったので、チークに逃げてしまいました。いいんですさっきのはリップになるやつだし、ゴールドのシャドウをハイライトっぽく使えそうだから。(言い訳)
他社コスメの取り外し&無印パレットへの取り付け方
なかなか普通に生きているとコスメを土台から外す機会はないですが、excelはアメピンで下からグッ、REVLONは細い隙間を安全ピンでさしてグッ、で思いのほか簡単に取れました。
一部のコスメは裏面のシールを剥がすと小さな穴が開いているので、ここからグッと押し込んでも取れます。(剥がし方が汚くてごめんなさい)
取り外したばかりは裏面が糊でべったべたなので気を付けて取り扱ってくださいね。
メイクパレットに取り付けるときは、無印良品で買った両面テープで貼り付けます。
パレット上にある突起がジャマをしてうまく貼れない場合は、カッターなんかで突起を切り落としたほうが安定するようですが、結構力が必要で大変らしいので気を付けてください!
それから、無印良品の両面テープは薄手のわりに5枚で390円となかなか強気な価格設定なので、どこかで厚手の両面テープを買ってきたほうがコスパ&固定性ともに良さそうです。
たくさんの機能を備えたコンパクトパレットが完成!
じゃ~ん!こちらが出来上がりです!並べ始めてからは10分も経たずに完成しました!
右下の空いたスペースはアイシャドウ&チーク&アイブロウ・ノーズシャドウのブラシ・チップ置きにしました。
他社製品を入れたものの、サイズをそろえたので思っていたほど見た目がごちゃつかずに済んだかなと思っていますが、どうでしょうか・・・。
そして見た目以上に、このパレットひとつでなんとファンデーション・アイシャドウ・ハイライト(ぽいもの)・アイブロウ・ノーズシャドウ・チーク・リップの機能がまかなえている機能性に大感激!これさえあればほぼほぼの顔を作れる!
入れられなかったものと吟味
普段のメイクをすべて含められているか?というと、パレットに不向きな円柱形のコスメを使うものなどが漏れてしまっています。
とはいえ、旅行で余計な荷物を持ってまでその過程をこなすかは吟味する必要があります。
私の場合、このパレットだけでは完了しない過程とそれに対する見解は以下です。
- 下地 →下地機能のある日焼け止めで乗り切る
- コンシーラー →theSAEMの。依存しているので絶対に持っていく
- パウダー →諦める
- アイライナー →諦める
- マスカラ&ビューラー →かさばり王国の帝王。諦めるかマツエクをして臨む
・・・ということで、私は今後メイクパレット+コンシーラーで旅行することになりそうです!十分すぎるほどコンパクト化できました!
掛かった費用
ちなみに今回の自作メイクパレットの総額はこちら!(使わなかったアイカラーチップ除く)
- 無印良品 メイクパレット(L):1,690円
- 無印良品 メイクパレット用両面テープ:390円
- 無印良品 やわらかスポンジパフ:290円
- 無印良品 UVパウダー・ファンデーション:1,190円
- 無印良品 リップ&チーク:850円
- 無印良品 アイカラー:650円
- excel アイシャドウ:1,620円
- REVLON チーク:1,728円
- KATE アイブロウ:1,188円
- 合計:9,596円
これだけの量を買ったので当然の金額。今後の楽さを思うと文句なしのコスパです。
もちろんもっと小さいサイズのパレットにすればもっとコストは抑えられます!
感想
大きなポーチとおさらばして、身軽に旅に出られるのが今からとっても楽しみです。
大きさなどの制限は多少あるとはいえ、自分の好きなままにメイクパレットを作り上げていくというのは、なんとも楽しい体験でした。旅行用だけでなく、お直しセットも作ってみたい!
使っていくうちに気づいたことなどがあれば、また書き足していきますね。皆さんもぜひ!